MESSAGE代表挨拶
あくなきチャレンジ精神と
「手に職」への誇りを礎に、
工業の夢が帰属する会社へ。
鹿南精工は、昭和49年に私の父が立ち上げた会社です。以来、四十年以上の長きにわたり、お客様、そして地域の皆さまと手を携えながら、地元に根付く町工場としてひたむきに歩んで参りました。その四十年の間、日本の工業は大きく発展し、精密・精巧さの度合いは格段に増しました。鹿南精工の歴史も、その発展に対し追い付け追い越せと進んできた歩みそのものと言えるでしょう。
ご存知かもしれませんが、精密なものをつくろうとすると、それを生産する機械は生み出すもの以上に精密につくられていなければいけません。機械は基本的に自分よりも精密なものを生み出せないからです。ゆえに、ものづくりは源流に上れば上るほど、より精緻になっていきます。私たちの仕事は、こうした「精密なものを生み出すための機械」の部品を立旋盤を駆使して磨き、仕上げていくことにあります。大きいものでは直径2メートルものラッピング用定盤の加工にも対応しています。 町工場としては珍しく大型設備を積極的に導入し、複雑な形状の研磨にも挑戦してきたのも、ひとえに私たちの技術の向上がその先で工業の新しい可能性につながっているというささやかな自負があったからです。